ラーメン食べ歩紀行

『待て、しかして希望せよ!』別館。 東京・神奈川を中心に、ラーメン食べ歩きの記録。

伊東市

味の大西 伊豆店@川奈4

チャーシューワンタンメン(1,150円)

チャーシューワンタンメン(1,150円)



 神奈川県西部で圧倒的な人気を誇る、『味の大西』の暖簾分け店の中では、最西端にあたるお店。
 現存する味の大西の中では、高麗店の次に食べた回数の多いお店です。

 私よりもうちの両親がよく食べに行っていて、平塚から来る酔狂な客として認識されているとかいないとか(笑)

 場所としては、伊東商業高校のすぐそば。
 昔から変わらずこの場所にあります。

 お店はご夫婦での経営ですが、しばらく前から女将さんが入院しており、店主さん独りで営業されています。
 地元でも有名なお店で、昨日食べた『魚河岸』でもお店の方が、ここの話をしていました。

 私の実家のそばにある、高麗店の店主夫婦とは同時期に修行していたそうで、高麗店が移転オープンしたときは、お店を休んでお手伝いに来ていたそうです。続きを読む

味の大西 伊豆店@川奈5

チャーシューワンタンメンチャーシューワンタンメン(¥1,100)

 今日は、大学院のM.H氏とS.E氏と3人で伊豆へ行きました(詳しくはこちら)。
 そして、第一の目的地はここ『味の大西 伊豆店』。前々からM.H氏が「『味の大西 平塚店』に行ってみたい」といっていたので、伊豆へ行くなら食べるべきだろう、と。まあ、平塚店と伊豆店では、ちょっと味が違うんですけどね。
 出発が朝早く、開店時間前に到着。開店一番手で入店しました。11時だったので、貸し切りかと思いましたが、程なく沢山のお客さんがやって参りました。大西は、やっぱり人気のお店なんですね。

 ここのラーメンは、神奈川県で生まれ育った人間以外は、ごく希にですが好まない人がいます。ちょっとね、他ではあまり見られないラーメンなんですよ。濃いというか。そんなに変わっているわけではないんですが。なので、ちょっと心配だったんですが、2人とも「美味しい」といってくれたので、良かったです。
 そうそう、私は普段このラーメンに食べ慣れているので気が付かなかったのですが、ここのような平打ちの縮れ麺、珍しいみたいですね。確かに他では食べたことがないなあ。モチモチして、美味しかったそうです。

静岡県伊東市吉田747-120
伊豆急行線 川奈駅下車 車20分(伊東商業高校隣)
《11:00-19:30[木曜定休]》

味の大西 伊豆店ラーメン / 川奈駅

昼総合点★★★★ 4.1

味の大西 伊豆店@川奈5

チャーシューワンタンメン+大盛チャーシューワンタンメン+大盛(¥1,200)

 伊豆店に来たのは、非常に久しぶりです。もしかしたら、1年ぶりくらいかも知れない。しかし、うちの両親はここの常連で、わざわざ「平塚から来る客」として記憶されているようです。

 さて、ここのラーメンですが、昔の大西の味をそのまま受け継いでいるお店の一つといえます。
 『味の大西』というのは、このブログでも時々出てきますが、[a:14003351,湯河原]を本店として、神奈川県西部を中心に、数店の暖簾分けのお店があります。
 [a:14001593,高麗店]の親爺さんとは同時期に本店で修行していたそうで、高麗店が南原から現在の場所に移転した際に手伝いにいらっしゃったとのこと。
 『味の大西』の特長は、(1)ガラの香りのキツイ、溜まり醤油を使った、少し甘めの味付けの、真っ黒な醤油スープ、(2)餃子並みに大きなワンタン、(3)醤油ダレでしっかり味付けされた焼き豚、(4)平打ちの縮れ麺、の4点が挙げられると思います。また、これはそのまま『小田原系ラーメン』の特徴であるともいえます。なぜなら、小田原系というのは、ここ大西のラーメンが発祥であるからです(発祥は湯河原本店ですが、大きく広まるきっかけとなったのは小田原店であるため、一般に小田原系と呼ばれます)。
 また、大西は多くのファンがいることでも知られます。いうなれば、『ラーメン二郎』のジロリアンのようなものでしょうか。大西のラーメンが好きな人間は、大西の店舗を回る習性があります。もちろん私もその一人です(笑)
 常連と親父さん女将さんとの会話には自然に「湯河原は最近味が落ちたよ」とか「平塚はいつ行っても閉まってるんだ」といった会話が繰り広げられます。


 そろそろ、ここのお店の話をしましょう。ここは、二郎でいうところの目黒店だといえます。
 すべてがバランス良く、前述のように大西スタンダードの味を楽しむことが出来ます。
 二郎と違い、人を選ぶようなクセのあるラーメンではないので(いや、馴れていないとキツいかもしれませんが)、どこの店舗へ行っても良いのですが、ここでは「これが大西だ!」というラーメンが味わえます。

 あと、ここは大西の中で、最もチャーシューが旨いと思います。
 最近、値上げしないために若干チャーシューの厚さを薄くしたそうですが、それでも十分な歯ごたえを味わえます。

静岡県伊東市吉田747-120
伊豆急行線 川奈駅下車 車20分(伊東商業高校隣)
《11:00-19:30[木曜定休]》

味の大西 伊豆店ラーメン / 川奈駅

昼総合点★★★★ 4.1

Profile

みやっち

訪問者数


訪問者数推移

    Recent Comments
    ラーメン本

    【ラーメンマップ神奈川(1)】
     tomi-booこと冨田直規さん著の神奈川県に絞ったラーメン本。神奈川を代表する二つのご当地ラーメン『家系』と『小田原系』を中心に、歴史的名店から新店までを網羅。



    【ラーメンSelection(2011)】
     ラーメン評論家の石神秀幸氏のラーメン本。一部ではラーメン界のミシュランと言われています。複数年連続掲載されるのが最も難しい一冊で、最もハズレの少ない一冊でもあります。



    【ラーメンの繁盛店(2012年版)】
     神奈川を特集したラーメン本としては最大の328店掲載。新店情報はやや遅いが、名店、人気店はもれなく網羅している、神奈川のラーメンファンには必携の一冊。



    【極うまラーメン(2012ー2013)】
     ラーメン本で最も権威ある石神本の携帯版。都内などの食べ歩きにはぴったりの、かさばらない手帳サイズのラーメン本。



    【最新ラーメンの本(神奈川・多摩)】
     ラーメン評論家の石山勇人氏監修のラーメン本。新店を中心に掲載することをコンセプトとしており、フードコートのラーメン店まで掲載する、先入観のない独自のラインナップが見所。



    【究極のラーメン(2012 首都圏版)】
     ラーメン店の掲載数では他の追随を許さないラーメン本。クーポン掲載数もずば抜けていて、ラーメン食べ歩きにクーポンを使えば、瞬く間に元が取れる嬉しい一冊。



    【ラーメンWalker(神奈川 2012)】
     神奈川に焦点を絞った本としては、最も新しい本。特に、神奈川の新店については、現在最も詳しい本ではないでしょうか。



    【激ウマラーメン神奈川(2010年版)】
     2年ぶりの新版。掲載100店のうち、その約半数に当たる45店が新顔という、ほぼリニューアルともいえる一冊。コメントをライターではなくカメラマンが書いていることでも有名。



    【噂のラーメン(2010)】
     ラーメン本としては、最も歴史の古い一冊。老舗・名店から新店まで、ムラのない幅広いラインナップが特徴。とりあえず一冊抑えるならば、これがオススメ。



    【トーキョーノスタルジックラーメン】
     他にない独自のコンセプトで、老舗・名店を中心にラインナップ。「昔ながらの東京ラーメン」が食べられるお店のみが掲載されている。もちろん、そのDNAを受け継ぐ新店も掲載。
    feedmeter
    RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/miyach23/



    あわせて読みたい
    QRコード
    QRコード
    Categories
    Archives
    • ライブドアブログ