ラーメン食べ歩紀行 : ホープ軒＠国立競技場

ラーメン大盛り（850円）

　千駄ヶ谷、国立競技場や神宮球場からほど近いところで、昭和35年創業の、東京豚骨ラーメンの老舗中の老舗が、こちら。
　吉祥寺のホープ軒本舗からの独立だそうです。

　実は、千駄ヶ谷にホープ軒があることは知っていたのですが、食べるのは今回が初めて。
　平成27年のラーメン初めはこちらになりました。

　狙ってここにしたわけではなく、たまたま正月に神宮外苑を訪れ、息子と向かいにある明治公園でサッカーをして遊んでいたところ、とてもいい匂いがするぞ、と。
　息子と辺りを見回したところ、ラーメンの文字が見え、これは行くしかないな、と息子とアイコンタクトの末、やってきた次第です。

　お店は３階建てだそう。
　最初、１階の立ち食いスペースを見て、こりゃ子連れでは無理かなと思っていたら、２階はテーブル席があるとのこと。
　２階に通してもらいました。

　子供の取り分け可ということだったので、大ラーメンを注文。
　で、来たのが、これ(^-^;)

　たらい？
　ラーメン２杯分はありそうな大きさ。
　そこにスープが並々と注がれているのだから、これが＋150円はお得ですね。

　東京豚骨の特徴でもある背脂は、注文時に好みを言うことが可能だそうです。
　私は、ノーマルでいただきました。
　表面を覆わんばかりの量で、一見諄そうですが、スープが現代のラーメンとしてはあっさりすっきりしているので、意外とすんなりいけます。
　というか、これがあっさりに感じられるってことは、この数十年でラーメンはかなりこってりしてきたってことなんでしょうね。

　自家製麺は、小麦を感じる太麺。
　この麺、なんとなく二郎にも通ずるものがあると思うのですが、如何でしょうか。
　大盛りにすると結構な量ですが、息子はこれを半分くらい食べちゃいました(笑)
　もしかして、大人一人前くらいいけちゃったかな。

　メンマの味付けがほとんどないところは吉祥寺ホープ軒と同じ。
　ただ、ラーメン全体的には吉祥寺の方がハッキリした印象があります。

　正月から東京のラーメンの歴史を感じられる一杯を食べられて良かったです。ごちそうさま。