鍋焼きラーメン(750円)
ごはん小(100円)
【2013年1月26日オープン】
新横浜ラーメン博物館にこの週末から出店している新店「谷口食堂」。オープン前のレセプションにご招待いただいて、行ってきました。
谷口食堂とは、高知県須崎市のご当地ラーメン「鍋焼きラーメン」の元祖のお店。
お店自体は残念ながら既に閉店してしまっているのですが、須崎市では今でも根強い人気があるそうで、当時の味を再現しようと須崎商工会議所などが中心となって有志団体「須崎名物鍋焼きラーメンプロジェクトX」が結成され、今回の復活に至ったとのこと。
これは興味を引かれます。
鍋焼きラーメン。提供のスタイルもインパクトありです(笑)
スープは、鶏がメインのどこか懐かしい昭和の味。鍋焼きうどんとも通じるものがあります。
ラー博調べによると、何でもこのスープ、97.1℃で日本一熱いラーメンスープなんだそう。もうね、本当に熱々なんですよ。猫舌の方は大いに注意してください。下手をすると、口中大火事です(^_^;
このラーメンは、玉子を巡って食べ方が3種類あるそうで。最初に溶かすか、鍋底に隠して最後に食べるか、すき焼きのように付けて食べるか。
私は、そのままのスープも味わってみたかったので、麺を持ち上げて、鍋底に隠して半熟にしてから食べました。
いやあ、これ、いいですね(笑) 個人的にはこの食べ方で当たりかなと思いますが、最初に崩しちゃってもマイルドで美味しそうです。
麺は、この鍋焼きに耐えられるようにしたんでしょうね。ちょっと野暮ったい感じはしますが、実はこういう麺、私好きです(笑)
具は、鶏肉、ニラと竹輪。何でも、戦後の混乱期にあって、手に入りやすかったものが、今でも鍋焼きラーメンの具として定着しているそうです。
これね、いいんですが、鶏肉はどうかなあ。こっちの人間は、固い鶏肉をあまり好まないんですが、四国の方は若鶏よりも親鳥の方を好む傾向にありますからね。地域性の違いかなあ。
そうそう、試食会の時にはあまりみなさんコメントがありませんでしたが、私はご飯が美味しかったなあと感じました。「仁井田米」に香り米の「十和錦」をブレンドしたものだそうです。
鍋焼きラーメンと一緒に食べるのがベターですが、私はこれだけでも食べたいと思ってしまいました。
あれ?そういえば、たくあんの古漬けが写真に写ってない(^_^;
総じて、インパクトも味も、素晴らしかったです。今度は家族で行ってみたいと思います。ごちそうさまでした。
021杯目/2013年
【お店詳細(食べログ)】
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