味噌らーめん


味噌らーめん(¥700)


 再訪シリーズです。オープンからまだそれほど経っていない時に行って以来、これでチェーンを通しても2回目かな。
 平塚の紅谷町でキラキラしたお店を経営しているグループの経営で、ここ数年、急速に店舗数を増やしています。
 tomi-booさん曰く、こちらのチェーン店や『味噌一』があることが、平塚以西で味の好みが変わる証左だとのことです。確かに、江戸時代まで遡るとこのラインが藩の境ではあります。味の好みが変わるというのはあり得ることです。実際、小田原系のお店も、平塚より東では見かけませんし、その説は正しいかも知れません。ただ、味噌一もここも、この10年くらいで頭角を現してきたお店ですし、平塚は戦後の人口流入が多く、地元率は低いのです。平塚と小田原が同じ好みとは一概には言えないでしょう。また、小田原と中郡以東ではスーパーに置いてある調味料が違ったりすることからも、平塚でガラッと変わるというのは、ちょっと違うかなと思います。

 この中原店は、小林屋の第一号店なのですが、その割りには従業員はチェーン店一少なく、ちょっと寂しい気も。
 客席は、カウンターのみ。この日は、カウンターの酔客と店長さんが、終始談笑していました。

 食べたのは、「味噌らーめん」。こちらの看板メニュー。
 少々高めの価格設定ですが、それに見合ったなかなか豪華な具が乗ってくるラーメンであることは、素直に認めます。ただ、個人的には、具材を減らしてでも価格を下げてくれないかな、と。そんな風にも思うのです。
 特に、ここのウリはチャーシューでしょう。標準で、かなり分厚いチャーシューが一枚乗ってきます。これは嬉しいですね。ホント。
 味の方は、脂と味噌の旨味を前面に出した、今風な味噌ラーメン。札幌のラーメンとはちょっと違うかなとも思いますが、札幌に根源を持っていないお店なので、それは致し方無しかな、と。そういうことを除けば、結構レベルは高い方だと思います。人気も頷けます。

 今度は、茅ヶ崎店や秦野店に行ってみたいと思います。ごちそうさま。


小林屋中原店

 257杯目/2009年

神奈川県平塚市中原1-8-16
JR東海道本線 平塚駅下車 車11分(中原公園前バス停付近)
TEL:0463-36-1141
駐車場:3台
子連れ:−
《11:00 - 翌02:00(日24:00迄)[年中無休]》
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