塩とんこつらぁ麺


塩とんこつらぁ麺(¥750)
玄界灘塩らぁ麺(¥750)
魚ろっけ(¥150)

【試食会イベント】

 「神ラー会」の方で、新横浜ラーメン博物館の新店の試食会に参加しませんかというお誘いがあったので、タダ飯が食えるなら(笑)と、参加してきました。

 今回の新店は、佐野実氏のプロデュースするお店で、唐津のラーメンを標榜しているんだとか。唐津ラーメンって、どんなラーメンなんでしょう?不勉強ですみません。ラー博の資料では、ここからご当地ラーメンを発信していくようなことが書かれていましたが、既に、唐津ラーメンというジャンルはあるみたいなんですよね。

 受付を済ませて、関係者入口から入館。ちょっと、いい気分(笑)
 受付でパンフレットを貰うのですが、どうやらこれがチケット代わりみたいで、これを手にしていたら、係の方が誘導してくれました。子供連れで行ったのですが、係の方が、とても親切にしてくれました。
 さて、流石にこういうイベントにはいますね。どこかで見たことがあるなと思ったら、某ラーメン王さんでした。また、お店の外では、佐野さんが列を眺めながら、仁王立ちをしていました。

 席の構成は、他のラー博の店舗と同じくカウンターとテーブルが半々。子供用の椅子はないそうですが、子供用の食器は置いてあります。

 そうそう、大分朝日放送のテレビクルーが取材に来ていて、うちの奥さんがインタビューを受けていたんですが。放送されたのかな。子供たちも撮されていたので、少なくとも、ワンカットくらいは流れたと思うんですが。

 私が食べたのは、「塩とんこつらぁめん」。問答無用で私の前に置かれたので、私が食べることになりました。
 これね、豚骨の中に魚介を感じる、そんなスープでした。こんな風に書くと、よくある豚骨魚介系のように聞こえてしまいますが、そうではなく、魚介風味の塩ラーメンに、豚骨のコクをプラスした感じ。豚骨もかなりあっさりしたものです。
 でね、このスープなんですが、とても不思議な味がしました。なんでも、パイナップル油が入っているそうですね。さっぱりした印象を与えてくれます。
 麺は、細麺。細かいことはわかりませんが、ニシノカオリという小麦を使用しているんだとか。『支那そばや』と同じく、ツルツルとした喉ごしで、コシがあります。
 具は、チャーシューに穂先メンマ。それと、ネギ。このネギが、シャキシャキとした食感で、美味しかったです。
 そうそう、この豚骨用に、卓上に揚げニンニクと紅生姜があります。揚げニンニクは、よくあるそれではなく、揚げ玉のようになっています。これは、入れてみても面白いです。ただ、紅生姜は、ちょっとこのスープには強すぎるんじゃないかな、と。


玄界灘塩らぁめん

 奥さんが食べたのは、「玄界灘塩らぁめん」。ここのウリは、こっちみたいですね。
 スープは、和豚もちぶたをベースに、みつせ鶏のガラと焼きアゴ、エソ昆布からとったもの。塩ダレは、一の塩、剣先スルメ、炭焼き鰹節、屋久鯖節などから作っているそう。
 インパクトこそ弱いものの、しょっぱすぎず、優しい魚介系の風味とコクが楽しめます。塩ラーメンにありがちな、美味しいけれど、なんだか物足りない、という感じはありません。うん、これは旨い。豚骨よりも、こっちの方が、絶対にオススメですね。


魚ろっけ

 サイドメニューの「魚ろっけ」もいただきました。なんでも、唐津名物なんだとか。
 なんだろ、これ。イメージとしては、黒はんぺんをカレーで味付けして、衣を付けて揚げた感じかなあ。それに、マヨネーズを付けて食べました。
 なんというか、食事のサイドメニューとしては、ちょっと存在感が弱い気がしますが、お酒のおつまみにはちょうど良いかも。

 面白いイベントにお招きいただき、ありがとうございました。


むらまさ

 213杯目/2009年

神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
横浜市営地下鉄ブルーラインほか 新横浜駅下車 徒歩17分(新横浜ラーメン博物館内)
TEL:045-471-0503
駐車場:183台(専用駐車場)
子連れ:−
《11:00 - 22:05(土日祝10:30 - )[年中無休]》
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