塩つけ麺

塩つけ麺(¥650)

【2008年6月7日オープン】

 『神奈川のラーメンを盛り上げよう!会』で「2008年新人王店」を決めるという企画の最終選考のもう1軒がこちら。

 こちらは、「ザ・自作ラーメン」というサイトの管理人さんが、趣味が高じてラーメン店をオープンさせてしまったというもので、その筋では、オープン前からかなり話題になっていました。
 新店ではありますが、ここって相模大野駅前再開発地区ではないの?ここの比較的そばにある『ラーメン二郎 相模大野駅前店』は、近日中に移転予定なんだそうですが。
 席数は8席。すべてテーブル席なので、少し混んでくると、容赦なく相席となります。しかも、テーブルの合間が狭いので、後述のようにセルフサービスを実施すると、客にとっては厳しいものがあります。
 席からは厨房はあまり見えず、店主の顔なんてまるで見えません。厨房の形を見るからに、構造的な無理がある気がします。ラーメン店になる前は、何でもクリーニング店だったそうで、内装工事は自身で行ったそうです。どこを間違えちゃったんだろう。

 どれを食べるべきか迷ったのですが、メニュー先頭の「塩つけ麺」を。
 たぶん、メニューによる差だとは思うのですが、私よりもかなり後に入ってきた人に先にラーメンが出てきた上に、さらにその人の後に入ってきた人と同時につけ麺が出てきました。たぶん、私の分を忘れてたんじゃ無かろうかなと思いますね。私のつけ麺が出てくるまで、20分くらいかけられちゃってね。時間がないときにそういうことをされて、腹が立ったと。ただそれだけの話です。
 スープは、つけ麺ではありますが、飛び抜けた酸味も甘味もなく、濃いめに作っただけというもの。海老の風味が強くでていて、スープに桜エビが浮いています。ただ、最初はあっさりしていて美味しいのですが、だんだんスープが冷めてくると、スープの塩気が気になってきます。これを回避するためには「あつもり」にするのが最も簡単な方法ですが、こちらは「麺が平打ち麺だから」という理由でやっていません。素人の私には、平打ちだと何であつもりができないのかはわからないのですが、どなたか教えていただけません?
 この麺、本当は自家製麺にしたいそうなのですが、今は物理的に厳しいということで、外注しているそうです。お店に製麺機が置いてあるのでてっきり自家製麺なのかと思いました。若干紛らわしいです。価格が安いのは、自家製麺の影響かと思ったのですが、そうではないようです。最近は、つけ麺というだけで原価率2割くらいでぼったくるお店も多い中、こちらは良心的ですね。

 しかし、やはり「スープ割り」のために、客を厨房まで立たせたりするのは、あんまり良くないんじゃなかろうかと思います。


一刀斎外観

 301杯目/2008年

神奈川県相模原市相模大野6-18-11
小田急小田原線 相模大野駅下車 徒歩9分(駅北口)
TEL:−
駐車場:なし(近隣に有料駐車場あり)
子連れ:−
《11:30 - 15:00,17:30 - 21:00[火水定休]》


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