支那そば

支那そば(¥850)

【2008年11月1日移転オープン】

 かつて鵠沼にあった支那そばやの本店が、4年ぶりに移転再開。早速行ってきました。
 支那そばやというだけでは、ラーメンをそれほど食べない人には知名度は低いかも知れませんが、佐野実という人物はご存じでしょう。ええ、あのいつも強面でラーメンコントしている人です。ガチンコラーメン道の人といった方がわかりやすいかな。
 オープン当日は、大崎さんなどのラーメン界の重鎮が何人も駆けつけたんだとか。私は混雑を予想して当面見送るかなあと思っていたのですが、早速行った人の話ではそれほど混んでいないということで、私も行ってみた次第です。
 それにしても、戸塚は再開発を開始してから、殺風景になっちゃいましたね。見渡す限り、全部工事現場みたいな感じで。この再開発で、店を閉じちゃったところもあってちょっと残念だったなあ。

 お店に着いてみると、土曜日にもかかわらず、10人待ち。確かに、思ったほど混雑してないですね。・・・と思ったんですが、これがまた、なんでか全然列が進まないの。15分くらいたっても、何故か一人も出てこないの。そんなに凄いラーメンなのかな(^^;
 25分待ちくらいで、可愛い店員さんに案内されて、席に着きました。ええ、私くらいの歳になると、あの娘が高校生なのか大学生なのか判別がつきません(^^; ただ、歳の割りに言葉遣いは丁寧でした。それにしても、流石支那そばや。現在の店長は佐野さんではなく息子さんだそうなのですが、店内に何故か緊張感が走ってます。空気がピリピリしてるっていうか。店員はおろか、客も私語がありません。
 しかしね、一つ気になったこと。店員さんの数は多すぎるくらいいるのに、なぜ水がセルフ?手が空いてたら、水くらい持ってきてくれても良くないですか?家系なんかはセルフが基本ですが、店員さんの手が空いていると、持ってきてくれますよ。

 食べたのはね、スタンダードな「支那そば」。本当は、味玉くらい付けようかと思ったのですが、付けちゃうとね、もうそれだけで1000円の大台を超えちゃうんですよ。それは、無理だなあ、と。
 まあ、高いだけのことはあるんでしょうけどね。材料にはかなりこだわっているようです。ネギは京都産九条ネギ、のりは有明産海苔、メンマは中国産の完全醗酵穂先メンマ、チャーシューは山形県平田牧場の三元豚バラ肉を使用とのこと。
 少しとろみのあるスープは、鶏ガラ中心のもの。それに豚骨を始め、色々な食材がダシに使われているようです。醤油の風味を残しつつ旨味の強いのは絶妙なバランスなのでしょう。
 麺は、全粒粉を使用しているのか、所々小麦の粒が見えました。細麺で、程よい柔らかさです。
 具は前述のようにこだわっているだけあって、なかなか美味しかったような気がします。チャーシューはほどよい柔らかさと旨味があり、九条ねぎはシャキシャキ感が良かったです。

 確かに、強烈なインパクトはないものの明らかに旨い1杯でした。しかし、やっぱりちょっと高い気もします。次回は、評価の高い塩かなあ。


支那そばや本店外観

 243杯目/2008年

神奈川県横浜市戸塚区戸塚408-1
JR横須賀線 戸塚駅下車 徒歩2分(駅西口再開発地区内)
TEL:045-827-3739
駐車場:なし(近隣にコインパーキング有り)
子連れ:−
《11:00 - [当面無休]》


おうちが佐野実の「支那そばや」になる!こだわりの塩セット【0825祭5】
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支那そばや本店 (ラーメン / 戸塚)
★★★★★ 4.5