サンマーメン

サンマーメン（￥630）


　平塚において、最もサンマーメンの評価が高いお店。桜木町の「三幸苑」の暖簾分けのお店です。
　場所はね、R129沿いとはいえ、平塚の外れ、厚木にかなり近い辺りなので、非常に交通の便は悪いです。車がないと行けませんね。そのためか、お店は8台分くらいは駐められるくらいの駐車場があります。

　お店は、外観からいって、あまり一見さんは来なさそうな感じ。店内も、昔からやってる中華料理店といった様相です。
　テーブル席が中心で、小上がりがあるので、家族連れに良いかもしれませんが、昼食時間帯は大混みで、ほぼ相席といった感じなので、大人数で行く場合は昼食時間帯は避けるべきです。

　タンメンが有名な三幸苑の暖簾分けということで、ここに来るなら「タンメン」か「サンマーメン」と聞いていたので、どっちか迷ったのですが、まあ、ここは「サンマーメン」で。
　いまだに、サンマーメンというと「秋刀魚の入ったラーメン」という発想をする人がいるようですが、サンマーメンとは、横浜中華街発祥の野菜あんかけ醤油ラーメンのことです。神奈川県と東京西部の古くからの中華料理店には、ほぼ必ず置いてあります。
　注文してからしばらく様子を見ていたら、この2品以外を注文する人が皆無(^^;　昔、狛江駅前にあった「越前屋」を思い出します。
　タイミングがよかったのか、それほど待たずにサンマーメンが来ました。
　見た目、かなり豪華。大振りに切られた白菜やもやし、椎茸にニンジン、ネギ、キクラゲ・・・。およそ、一般的なサンマーメンの具ですが、その炒め具合が、ここのは絶妙で。香ばしい。ちょっとしょっぱいくらいの味付けも、これまたグー。
　麺は、こうなるともう、おまけに近いかも（笑）　麻生製麺の麺は、それでも存在感はなくさず、うまく溶け込んでいました。

　あんかけがラーメン上部を完全に覆っているため、ほとんど熱が逃げず、食べ終わるまで熱々。冬には最高ですが、夏には地獄のようなラーメンです。口内火傷に注意（笑）


三幸苑外観

　170杯目／2008年

神奈川県平塚市大神1763
JR相模線 宮山駅下車 車8分（R129沿い）
TEL：0463-54-2725
駐車場：8台
子連れ：−
《11:30 - 20:00［土曜定休］》


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『俺たちラーメン部！〜神奈川ラーメン食べ歩き〜』