湘南小もりとろ

湘南小もりとろ(¥900)


 息子の出生届を市役所に提出した帰り、市役所から近い、こちらへ寄ってみました。約2年ぶりです。
 東池袋系の大勝軒が乱立する前、玉石混淆の状態に陥る前のオープンなので、人気も評判も上々なお店の一つです。最近では、お弟子さんが独立して町田にお店を構えたそうです。東池袋系の孫弟子も多くなってきましたね。
 最近は、パートさんを入れているようですが、元々はご夫婦での営業で、常に黙々と仕事をしています。それが若干張り詰めた空気を醸し出すときもあります(^^;
 そういえば、券売機が換わったんですね。前の券売機、わかりづらかったし、故障もよくしていたときいていたので、まあ、良かったんじゃないか、と。

 お店は、ダイエーの向かい側。若干路地に入ったところにあるので、注意深く周りを見回して、大勝軒の看板を見落とさないようにしましょう。
 駐車場は、お店の隣に4台分あります。ただ、場所柄車での来る人が多いので注意が必要です。
 なお、ここは未就学児入店不可のお店です。

 湘南大勝軒限定の、「湘南小もりとろ」にしてみました。要するに、とろろそば(つけ麺)です。
 池袋本店での修業時代に、賄いとして食べたものが大変美味しかったので、メニューに加えたとのこと。命名は、山岸さんなのだそうです。
 もりそばに、国産大和芋の「とろろ」と生玉子を入れ、麺には刻み海苔がのせられています。
 良くかき混ぜて食べるんだそうですが、正直なところ、スープに対してとろろの量が少ないように感じます。かき混ぜちゃうと、存在感がだいぶなくなります。正直いうと、「これで+150円かあ」と思ってしまうところはあります。でも、きっととろろの原価が高いんでしょうね。
 スープは、東池袋系大勝軒に共通する、煮干しや鰹節を中心とした魚介系。ただ、ここは酸味と甘味が抑えめで、ダシの味を前面に出してきています。これが、薄いと感じるか旨いと感じるかは人それぞれかと。
 麺は、自家製麺の太麺。やや柔らかめに茹でられています。モチモチッとした食感が印象的な麺です。小だと170gだそうです。つけ麺としては、ちょっと物足りない量かな。
 具ではチャーシューがオススメ。地元フリーデンのブランド豚である「やまと豚」を使用。これ、結構旨いんですよ。

 最後にスープ割りの段になって、大きな失敗をしました。私、スープ割り、好きなんです。できるだけ、多く飲みたいんです。でもね、お願いしたら、スープを半分捨てられちゃって。よくよく見てみると、目の前のスープ割りについての張り紙に「スープ割りは『少なめ』にしておりますので」と、書かれていました。これね、私は最初、割りスープの量を少なめにしてるのかな、と思ったんです。そうすると、説明文の所々に日本語的な繋がりがおかしいところがあるのですが、まあ、他に思いつかなかったもので。なるほど、捨てちゃうってことだったんですねえ。もったいない。次からは気をつけよう。


湘南大勝軒外観

 166杯目/2008年

神奈川県平塚市宮松町10-18
JR東海道本線 平塚駅下車 徒歩18分(ダイエー向かい)
TEL:0463-23-8202
駐車場:4台
子連れ:×
《11:00 - 14:30,17:00 - 19:30[火曜・隔週水曜定休]》


【過去の訪問歴】
20060901』−特製大もりそば


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