鶏そば

鶏そば(¥730)


 ラーメン大戦争最後の一店で、鶏白湯スープのお店。オープンから数ヵ月経ちましたが、今回が初めてとなります。
 ここは、狭い階段に店がひしめき合っているため、登るも降りるも大変なのですが、どうやら交通整理役の店員を置いたらしいですね。2階に昇ると「何回をご利用ですか?」と聞かれました。前回、手前の階の店員が、声をかけてきてそれ以上先の階へ行き難いという話をしましたが、それ対策にもなっているようです。

 4階の『うつけ』店舗スペースは、3階と同じくらい。カウンターのみの、あまり広くない店内です。

 しばらくして、ラーメンが出てきました。まず、別盛りの具が出てきて、次に本体。具を別盛りにする必要はあるのかなと一瞬思ったのですが、もしかしたら、具の「おから」がスープに溶けるのを防ぐためかもしれません。これでだいぶ味が変わる印象です。
 スープは、昨年話題だった鶏白湯スープ。鶏を白濁するまで煮立てたもので、ある意味、豚骨より濃厚な仕上がりになっています。少し甘味があり、全体としてまろやか。麺は、大黒屋製麺所の透き通るような細麺。
 どうやら、具までできる限り鶏で統一しているようで、チャーシューが鶏の照り焼きになっており、玉子が付いてきます。メンマは、鶏五目ご飯を連想してか、短冊切りの筍。全体的に甘めの味付けですが、嫌みがない感じに仕上がっています。


シメごはん


 食べ終わると、シメごはんというのが無料で付いてきます。スープと一緒に食べるためのものであり、いわゆるダブルテイストです。
 ご飯だけだから、さっさと出てくるものだと思ったら、思いの外時間がかかりました。博多豚骨の店なら、もうとっくに替え玉が湯で上がって、なおかつ食べ終わるくらいの時間は優にかかったでしょう。なので、なんだか凄い仕掛けでもあるのかと思いきや、ご飯に海苔と少しの鶏肉が散りばめられただけの物。これにそんなに時間がかかったの?
 梅肉やわさびが添えられていましたが、スープの味が強すぎてほとんど影響なし。上手く作用すると、旨くなる気はするんですけどね。


 123杯目/2008年

東京都渋谷区渋谷1-13-7
東京メトロ半蔵門線ほか 渋谷駅下車 徒歩4分(宮益坂通り沿い)
TEL:03-3400-1344
駐車場:なし(車は困難)
子連れ:×
《11:00 - 24:00[年中無休]》


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