支那そば

支那そば(¥650)


 東急東横線屈指の有名店であり、かつてはカップラーメンにもなったお店。私は、ラーメンを食べるために途中下車をするということを滅多にしないため、今まで一度も行ったことがありませんでした。
 それにしても、再開発中の武蔵小杉駅前は、私にとって最大の鬼門です。滅多に行かないので行く度に通路が変化しているため、いつも道がわからず、明後日の方向に出てしまうことも度々。毎度迷ってしまい、もう辟易です。
 ただ、今回は違います。いつもの『ラーメン二郎 武蔵小杉店』のある北口ではなく、南口なのです。南口は今まで一度も訪れたことはなかったのですが、昔ながらの商店街が連なっているんですね。超高層ビル群と商店街。再開発地区ならではのコントラストで面白いです。

 さて、肝心の丸仙は、その商店街の一角にありました。一見したら、とても有名店には見えない外観。中に入ってもまた、有名店には見えません。
 奥さんとおぼしき女性が「いらっしゃい」と声をかけてきましたがそれっきりで、常連客と会話を始めてしまいました。なんとなく、無視されてる感じ。初めてのお店でこれをやられると、多少戸惑います。

 厨房からお兄さんが顔を出してきてくれたので、支那そばを注文。そういえば、最近、支那そばっていうお店、少なくなったように思います。後から入ってきた小学生が「支那そばって、なに?」といっているのを聞いて、ふとそんなことを思ってしまいました。なぜか、元々そんな意味はないのに「支那」が差別用語に指定されちゃったからなんでしょうね。一般的には現在は、「支那そば」は「中華そば」と言い換えられています。
 出てきたものは、まさにシンプルなラーメン。ただ、スープは透き通ってはおらず、若干白濁していました。これを一口啜ってみると、あら不思議。ホントに旨い。豚骨と鶏ガラを中心としたスープは、まさに「コクがあるのにキレがある」って感じです。動物系の嫌みのない味と、野菜からか、若干の甘味が絶妙。今でこそ、「なかなか旨いラーメン」ですが、これを数十年前から出しているとすれば、かなり貴重な店だったといえるのではなかろうか。
 麺は、細縮れ麺。メンマは甘い味付けで好みでしたが、チャーシューが筋張っていて大変食べにくかったのが、残念。


丸仙外観


 117杯目/2008年

神奈川県川崎市中原区小杉町3-66
東急東横線 武蔵小杉駅下車 徒歩8分(法政通り商店街)
TEL:044-722-2827
駐車場:なし(付近にコインパーキング有り)
子連れ:−
《11:30 - 21:00[木曜定休]》


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